x MENU

anacondaが商用利用で有償化していた、、、だと、、、

去年の4月にanacondaの商用利用が有償化していたようです。。。
2020年4/30に発表されたとのこと。

自分は商用利用していなかったので問題ないのですが、
ITエンジニアやサービス営業の方などの話を聞くと結構anaconda利用しているようです。
かなりインパクト大なニュースですね。。。
f:id:Elsammit:20200805145708j:plain



■有償anacondaはHow match ?

有償になったanacondaはいくらになったのでしょうか?
ライセンス費用について調べてみました!!

各ライセンスはこちらの通り、
 ・Commercial Edition:$14.95/mo
 ・Team Edition:$10,000
 ・Enterprise Edition:Talk to Sales
となっておりました。
今まで無料であったことを考えるとどうしても結構お高く感じますね。
f:id:Elsammit:20210120190738j:plain

また、Team Editionの場合には、使用ユーザ人数に応じてこちらのように値段が変わるようです。
f:id:Elsammit:20210120190952j:plain

■有償・無償の条件

Qiitaの方に翻訳してくださった方がいらっしゃいました。
英語が苦手な方なので、翻訳頂けているとありがたいですね。
qiita.com

ですが念のため再度こちらでも確認しました。

翻訳結果は下記の通りなのですが、、、
確かに大量商用利用だと有償になってしまうようです。
ただ、自分のような趣味で使用している分には無償で行けるようでよかったです!!

「大量の商用利用」とは、リポジトリの全面的なミラーリングを行っている人、またはCI / CDおよびデプロイメントシステムがリポジトリに対して何千ものパッケージダウンロード要求を定期的に行っている人を指します。(単純なトラフィック分析は、これがGlobal 2000の大部分であることを示しています。)この時点で、Anacondaは、パッケージ化、テスト、および月間帯域幅コストのペタバイトのコストのみを負担します。私たちの重要な商用ユーザーは、このサービスをゼロコストで提供することはもはや不可能であることを理解していると信じています。

これは、非営利のユーザー(学生、学者、愛好家など)には適用されません。Anacondaを商用目的で使用している場合でも、小規模な1回限りの研究プロジェクトを行っている場合、またはデータサイエンスを学習している場合、これはシステムに実際の負担をかけることはなく、これらの変更は適用されません。

■anacondaに対する代替案

商用利用しているけど、費用はかけたくない!!というそこのあなた!!
代替案をまとめている方がいらっしゃいましたので情報展開いたします!!
qiita.com

代替案として紹介されているのは、
・venv + pip
・pipenv
でした。

venv +pipは自分も使用することがあるのですが、記事に記載されている通り、
学習コストは比較的低いな、と感じております。
また不自由なく使用出来ているので、venv + pip結構おすすめです!!

但し、こちらも記事に記載されていますが、
ライブラリの依存関係をフレームワークが吸収してくれないので、環境構築で少し躓くかもしれないです。
※自分も躓いて苦しむことがあります。。。

そして、、、行列計算がanacondaはかなり早いようですね。
機械学習ディープラーニングを行うにあたり行列計算は必須機能になるので、
置き換えてしまうと機械学習ディープラーニングの処理時間が伸びてしまうかもしれないですね。。。

それ以外の利用目的であれば、置き換えてもそこまで影響はないかな??と感じております。
置き換えによるコストが結構かかりそうな気はしますが、、、

■最後に

こちらの情報は先日の友人とのリモート飲み会で知った事実でした。
教えてくれた友人よ。感謝です👍