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ラズパイ新製品 Raspberry Pi Pico登場!!

この度、$4で購入できるラズベリーパイ新製品、その名も、
"Raspberry Pi Pico"!!



■スペック

Raspberry Pi Picoにはラズパイ独自で開発したRP2040が搭載されております。
CPU、メモリのスペックは下記となっており、Raspberry Pi ZeroよりもArduinoに近いです。
・CPU:Cortex-M0+(デュアルコア、133MHz)
・メモリ:264KB SRAM
・ストレージ:16MBのオフチップフラッシュメモリ

入力電圧は1.8V~5.0Vです。
ラズパイZeroが5Vに対して、かなり低電圧でも動作させることが出来ますね。
どうやら、直列接続した2個または3個の単三電池か、1個のリチウムイオン電池で給電可能なようです。
すごいですね!!

GPIOピンは30本用意されており、そのうち4本はアナログ入力可能です。
I2CやUART、SPIOも対応しているようです。
ピン配置はこちらになります。
f:id:Elsammit:20210123235317p:plain

Raspberry Pi Zeroとのスペック比較表はこちらになります。
f:id:Elsammit:20210124101624j:plain
より組み込みに近いスペックですね!!

■開発環境

Raspberry Pi PicoではLinux OSやRasbianはインストールできないようです。
プログラム実行方法は、
 ①コマンドラインからの実行
 ②VIsual Studio Code等のツールから使用できるSDKを用いる
 ③MicroPython対応の「Pico Python SDK
のいずれかのようです。

MicoroPythonとは、、、
MicroPythonは、Python 3というプログラミング言語をベースに開発されたもので、マイクロコントローラーという制限された環境で動作することを目的として最適化されたインタプリターです。

使用できる言語はCとPythonのみのようです。

また、Raspberry Pi Picoの仕様や命令などに関するドキュメントはこちらにまとまっております。
SDKの使い方についての簡単な手順についてはこちらに載っております。
アニメーションで説明されているためとても分かりやすくなっておりました。
https://www.raspberrypi.org/documentation/pico/getting-started/

上記ページの下層にはRaspberry Pi Picoを使用したデバイスの例がいくつか掲載されております。
どんなことが出来るのか見てみるとそれだけでも楽しいかもしれないです。

■購入するには

現状、ラズパイ専用サイトにて購入が可能なようです。
www.raspberrypi.org

まだスイッチサイエンスでは売られていないようですね。
スイッチサイエンスで売り出されたら購入したいです!!
【未発売】Raspberry Pi Pico - スイッチサイエンス

■最後に

お値段もお手頃なRaspberry Pi pico皆さん使ってみませんか?
より組み込みに近いデバイス開発が行えそうで、面白そう!!