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Docker Desktopが有料化しちゃった。。

先日仕事最中に一通のメールを受信。
内容はなんと、、
Docker Desktopが有料化
の連絡!!
まじか、、、😢
ちょっと驚きを隠せない。。。



■有償Docker DesktopはHow match ??

有料化した時の値段はおいくらになったのでしょうか?
公式HPを確認してみました。
結果はこちらの通りで、一番安いプランで
年間契約:$5/month
月間契約:$7/month
なのでまだ良心的な値段ですね。
ただし、一番安いProですと利用者が一人のみになるようです。
複数人利用可能になるTeamですと、
年間契約:$7/month
月間契約:$9/month
で月2$程増加するようです。
Teamでも月間約1000円なのでまぁまぁですね。

【年間】
f:id:Elsammit:20210903215335p:plain

【月間】
f:id:Elsammit:20210903215533p:plain


細かい仕様に関しては下記をご参考ください。
https://www.docker.com/pricing

■無料版を利用する条件

一応Docker DesktopにはPersonalというプランで$0で使用できるようです。
では、Personalに該当する条件は何でしょうか?

Docker の公式HPには下記の通り記載されておりました。
The new Docker Personal subscription replaces the Docker Free subscription. With its focus on open source communities, individual developers, education, and small businesses – which together account for more than half of Docker users – Docker Personal is free for these communities and continues to allow free use of all its components – including Docker CLI, Docker Compose, Docker Build/BuildKit, Docker Engine, Docker Desktop, Docker Hub, Docker Official Images, and more.

要約すると、
・個々の開発者
・教育
・中小企業
であれば、非商用のオープンソースプロジェクトで利用が可能になるようです。

ここで言う中小企業の定義ですが下記のように記載されております。
Specifically, small businesses (fewer than 250 employees AND less than $10 million in revenue) may continue to use Docker Desktop with Docker Personal for free. The use of Docker Desktop in large businesses, however, requires a Pro, Team, or Business paid subscription, starting at $5 per user per month.

要約すると、
従業員数が250人未満、収益が1,000万ドル未満
を中小企業と定義し引き続き無料で使用できるようです。

■Docker Desktopの代替案

ではDocker Desktopの代替案として何があるのでしょうか?
少し調べてみたところ"Podman"という環境がヒットしました。

・Podmanとは?
LinuxシステムでOCIコンテナを開発・管理・実行するためのデーモンレスコンテナエンジン。
Podmanの使い方ですが、コマンド名がdockerではなくpodmanである点を除いてDockerとほぼ同じのようです。
一方でPodmanはデーモンレスコンテナエンジンになるためデーモンが存在しません。
Podmanに関しては下記に詳しくまとまっておりますのでご参考にしてください。
www.designet.co.jp
medium.com

・Podmanセットアップ手順
セットアップ手順を公式がチュートリアルとして掲載しておりました。
URLは下記になりますので参考にしてください。
github.com


ただし、Podmanでも少し不十分との掲載や書き込みもあり、完全なる置き換えは難しいようです。
qiita.com

■最後に

Docker Desktopがまさかの有償化とは。。
これからどうしようかな?
ちょっと方法考えていかないとな。。