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「これからの生き方。自分はこのままでいいのか?と問い直すときに読む本」 を読んで

以前ブログに書かせていただいた、
elsammit-diarypractice.hatenablog.com

作るフィジカルを思い出せ
の作者である、北野唯我 さんの著書、
「これからの生き方。自分はこのままでいいのか?と問い直すときに読む本」
が気になり読んでみました!!

今回はこちらの本についてまとめておこうと思います!!

■概略
全体構成として、
第1章:漫画編
第2章:ワーク編
第3章:独白編
巻末:漫画編の登場人物へインタビュー
の3章構成+αになっております。

【漫画編】
働く観点がバラバラな9人の登場人物がそれぞれ「働く」という観点で思いや考えがぶつかり合い、悩み、解決していくストーリー構成になっていました。
第2、第3章で書かれていますが、9人の登場人物は実際の性格に近しく描かれており、読者はどれかに当てはまるように書かれております。

【ワーク編】
14項目の労働価値のマトリックスを元に第1章の漫画編で紹介された登場人物の誰に該当するのか?を識別することが出来ます。
また、14項目から、
スキル型、意思型、チーム型、バランス型
の4つの型に分けて、
それぞれの型の特徴や今後のキャリアや働くこと、生きることに対してぶつかる壁やそれに対する対処などが詳しくまとまっております。

【独白編】
著者がなぜ、生きること、生き方に対して著書を書いたのか、本誌に込めたメッセージなどがまとまっております。

【巻末】
漫画編で登場した人物に対してインタビュー形式で考えや信条、モットーがより深堀される形で記載されております。

■感想
【漫画編】
登場人物の心情がとても細かく書かれていて、何に悩んでいるのかどのようにして悩みを解決していくのかが分かりやすく書かれていました。
読むのに夢中になってしまい、時間を忘れてしまいましたw

前半にも記載しましたが、自分に当てはまる登場人物がいたり、
確かにこんな後輩や上司周りにいるよね!!って共感しながら読めました。

だからこそ、自分の周りの人もこんな悩み持っているのかな?とか、こんな風に接すればうまくことが進むのかな?と考えながら読むことが出来ました。

【ワーク編】
漫画に対して、理論的に分類されており、それぞれの型に対する生き方やこれから起こる壁が書かれており、とてもためになるな!!と感じました。
ただ、この4つの型って環境などの要因により生きてるうちに変わることがあるのかも!!と感じました。
自分は入社当初はチーム型だった気がしますが、今はスキル型になっているのかな?と感じました。
14項目の労働価値から4つの型が分類できる簡単な作業なので、周りの上司、後輩に対しても実施してみて対策などを考えてみても面白そうだなと思いましたw。
人心掌握に便利かも。

【独白編】
追い込まれた時に人の生き方や考えがあらわになるんだよね。
具体的な出来事を交えて、人として生きる意味、人と協力する意味。
とても心に残りました。
自分のことを理解し、心が汚い、狭い人間にはならないようになりたいな。と感じました。
人にやさしく。

【巻末】
自分的に初めての構成で結構驚きました。
登場人物を更に深堀されていたので、共感する部分やここはあの人に似ているな。と思う部分があり、
とても楽しく読めました。

■最後に
そんなに分量も多くないので、読んでみると面白いかもしれません。
特に、題名にもある通り、これからどう生きるかを迷ってしまった人にはお勧めです!!